ウェブ集客や自分でサイトを作るようになると、コンテンツの価値がGoogleにも評価されるようになります。
いわゆる「検索ワードで上位表示される」という、ウェブ集客したい人や企業が目指している領域ですね。
ここでは、インターネットに自分の資産を作る意味をお伝えしたいと思います。
検索意図を重視した検索エンジン
運営しているサイトのトップページが表示されるとは限りません。ブログ記事や個別のページが表示される場合も多いです。
検索したユーザーの意図に沿って、役に立つ・価値のある情報が表示されるようになる。
そのページに掲載されている情報の価値が高いと判断されることで、結果的に上位表示されている。ということです。
検索意図とは?
GoogleやYahoo!の検索エンジンを利用する時は「何か調べたい・知りたい」と思った時に調べますよね。
例えば、旅行先で美味しいランチを食べに行きたい。と思ったとしましょう。
そんな時、どんなキーワードで調べますか?
<検索キーワード>
「ランチ 美味しい 地名」
「地名 ランチ 評判」
などで調べたりしませんか?
この場合の検索意図は「自分がいる場所の近くで美味しいランチを食べたい」という明確な意思があります。
その検索ワードに対して、Googleは「あなたが知りたい情報」を地図付きで近いお店や口コミで評判の良いお店、その地域の美味しいお店をまとめてあるサイト。などが表示されると思います。
一方、こんなキーワードで調べている場合の検索意図は何だと思いますか?
<検索キーワード>
「インスタグラム 広告 費用」
「フェイスブック 広告 予算」
この場合の検索意図は、今からインスタやFacebookの広告を始めようと思うけど、どのくらい費用がかかるのか?予算はどのくらいが適切なのか?という場合が多いと思います。
さらに、これを調べている人物像は、
サイト運営を始めたばかりの中小企業の担当者
個人事業やフリーランスが自分でサイト運営してる人
など、ビジネスに関係する人物像も仮説することができます。ウェブ・SNSを業者に丸投げしている企業は、広告代理店の担当者に話をするでしょう。学生や一般的な主婦層もこのワードで「調べる」というケースは少ないと思います。
つまり、ユーザー知りたい情報(意図を踏まえて)をGoogleが最適な情報を表示してくれるんです。
情報の価値が高いページとは?
インターネットの世界には何百万、何千万以上ものページが存在します。
その中から瞬時にユーザーが知りたい情報をGoogleは表示してくれるのです。
上位表示されているページは、ユーザーが知りたい情報に値する。
つまり、情報の価値が高いページやサイトが、ユーザーにとって役に立つと判断しているということです。
極端な例をあげると、そのページを見れば、その人の知りたい情報や、悩みが解決できる情報が全て掲載されている。ということです。
<SEOでよくある話>
文字数が多い方がGoogleが評価する。
画像や動画があった方が評価が高い。
ということも言われていますが、SEOに正解はありません。
<あくまでも結果的な話>
説明をする上で画像があった方が見やすい、理解しやすい。
分かりやすく説明を書いて結果的に文字数が5000文字超えた。
という風に僕は考えています。(でもガチガチにSEO記事取りに行くときは結果的に長文になります)
細かな話をすると、情報の内容だけでない部分もあります。
・サイト(ドメイン)のレベル
・サイト全体の評価、コンテンツの数
・被リンク
・更新頻度(ただ更新することではない)
ただ、これはウェブサイトを運営をしていくと自然にサイトボリュームも大きくなるはずです。
大事なのは運用し続けることです。サイトを作って放置して順位が上がることはごくごく稀です。(競合サイトが脱落した可能性も考えられる)
インターネット上の資産(コンテンツ)とは?
検索意図に沿った価値のある情報を作っていく=上位表示される
これができた場合、そのワードで検索したユーザーから安定したアクセスが見込めます。
つまり、一度そのコンテンツ(ページ)を作ると、定期的なメンテナンスをするだけで、ずっと見込み客からのアクセスがあることになります。
売上に貢献してくれるコンテンツ作り
例えば、あるワードで上位表示できたとしましょう。
そこから問い合わせに繋がる確率が0.5%だったとします。(コンバージョン率とも言います)
200人見てくれたら1件の問合せがある計算です。
そのページを毎月1000人が見てくれると、月に5件の問合せが来ることになります。
たった5件・・と思われるかもしれませんが、他のページが別のキーワードで同じように上位表示されていたらどうですか?
要するに、実際にあなたが行動したり、営業に毎回出なくても、ウェブサイトのコンテンツを見てくれて、営業しなくても申し込みや問い合わせに繋がるんです。
具体的な事例
ジャンルはブライダルですが、僕が運営しているサイトでは他県の方から問合せを頂き成約することがあります。
この時の売上は約20万です。
問い合わせに至った経緯はブログ記事なんです。広告ではないです。
これは戦略を持って作ったページです。
記事のタイトル、写真の掲載、この地域でこんな前撮りができますよ。というページ(地域名+前撮りのキーワード設定)です。
このページを作っていなかったら、おそらく問合せに繋がってなかったと思います。
逆を言えば、2ヶ月前に書いたブログ記事が20万円の売上を生み出した。ということなんです。
つまり、ターゲット層が知りたい情報と、頼むとどうなるかを見せてあげる内容を意図的に作った記事が、今でもウェブ上で営業してくれていることになるんです。
これが、ストック型のウェブ資産(ウェブコンテンツ)になります。
ウェブ資産(コンテンツ)を増やす必要性
ウェブ資産(ストック型のコンテンツ)が売上に直結してくるのであれば、一刻も早くウェブ上に資産を増やす必要性があるかお分かりいただけたかと思います。
先ほど紹介したケースは一部で、色んなワードで上位表示を取ることができれば、問合せ数も安定してきます。(次第に多くなっていきます)
となれば「ウェブコンテンツを作る」ことが課題になってきます。
どうすれば検索意図に沿ったコンテンツを上位表示させることができるのか?
僕も全ての記事が思うような結果を出している訳ではありません。記事の内容だけではない部分も含まれるからです。(検索意図によって競合サイトが異なる)
でも、実際に結果は出ています。
つまり、いかに早くウェブ上に自分の資産(コンテンツ)を作って運用していくかが重要なんですね。