
独立したら年商1,000万
まずはここを目標にする人も多いですよね。
一言でカメラマンと言っても、色んな分野がありますので自分の撮影スタイルに置き換えて考え頂けると幸いです。
僕の場合はブライダルのみです。(2018年現在)
さて、本題の「年商1,000万を達成する」という目標に対して、
どのようなビジネスモデルを考えていけばいいのか?
という話です。
どうやって1000万稼ぐか
年商1,000万を目標にした場合、
一件の撮影単価が2万とすると、
500回の撮影が必要です…が、体壊します。
これが、一件の撮影が10万になると
100回の撮影で1,000万行く計算。
そして、20万まで単価が上がれば、
50回の撮影で1,000万達成できるわけですね。
仮に、365日のうち50回稼働できれば良い。
あくまで単純な計算の仕方なので、細かい金額や案件によって差はでますね。
でも、
低単価で500件撮影しても、
高単価で週1日の稼働でも、
年商は同じなんです。
ビジネスモデルを考える
そこで、どんな商品サービスを提供するかを考えます。
そして、誰に必要とされてる商品なのかを考えます。
つまり、
どんなビジネスモデルを組み立てるかによって、
売上1,000万を達成する為に必要な戦略を考えることが大事です。
数で勝負するのか、価値をプラスして高単価で勝負するのか。
世の中には、すでにたくさんの競合先や大手企業が存在していますので、同じ事で競いあっても後手になります。
圧倒的な写真の技術で日本中から注目されれば1,000万どころじゃないでしょうけど。。
フリーランスのリスク
個人で営む場合、体が資本になります。
ぶっ倒れたら、売上無くなります。
そのリスクを考えておかないと、いつ何が降りかかってくるか分かりません。
僕の場合、熊本地震がそれです。
体は大丈夫でしたが、店舗がなくなる。案件が全キャンセル。結婚式全部延期。
やばい、どうしよう…ですよ。
自然災害も同じことで、世の中がストップしてしまうこともあります。
会社員であれば月収ですが、フリーランスの場合、売上が収入に大きく影響してきますよね。
健康面や病気も同じ。インフルエンザなど。
体調管理や健康への投資も必要なのかなと思います。
自分の価値を考える
話を戻すと、フリーランスとして個人で活躍する場合、絶対に安売りして自分の価値を下げないこと。
結婚式の場合、下請けや孫請けでは、せいぜい日当1万〜2万。高くても5万。
しかも土日だけです。
それでは年収も500万いかないですね。
じゃあどうするか。
個人の場合は単価を上げる。
もちろん、ただ単価が高いだけでは当然選ばれないです。
選びたくなる価値。を提供できるようになることが必要ですね。
別のスキルをプラスすることで、不思議と売上に繋がることも良くあります。
いかに自分の価値を高めるかも重要です。
チーム化で稼ぐ
年商1,000万と考えた場合、
チーム化して低単価の仕組みを作って人を動かす。
これは下請けとしてでも可能になります。
人数がいれば低単価を求めるユーザーや企業を対象にすればいいと思います。
ただし、低価格が売りの場合は参入障壁が低いので価格競争になって競合とやり合う可能性も考えなくてはいけませんね。
参入障壁とは、ビジネス(市場)に参入する時に障害になる要素のこと。
優位性(規模の経済性、ブランド力、技術力、コストの高さなど)や、
差別化(独自の強み、他社では真似できない要素など)
どんなビジネスをやりたいか?
・お金を稼ぎたい
・写真を追求したい
・安く提供したい
・指名される写真家になりたい
色んな想いで独立し、フリーランスという道を選んだと思います。
ふと原点に戻ってみると、当時の志を思い出すことありませんか?
まずは1,000万稼ぐ。
これは良いと思います。
その根源は、
本来自分の時間を過ごしたい。
家族との時間を大切にしたい。
人生を豊かにしたい。
その為に稼きたい。というところに繋がると思います。
小さな成功体験を重ねていくと、
実績と信用という売上以外の報酬も得ることができますね。
そのお金でない報酬も、
後々になって利益を生み出す可能性も秘めてるのです。
まとめ
年商1000万は必ず達成できる現実的な数字だと思います。
フリーランスとしての働き方は人それぞれありますが、
我々カメラマンが1000万を上げるために、下請けだけの仕事をこなすのはお勧めしません。
身体が資本の僕たちは、仕組みを作ることがとても大切です。
そして、カメラ以外のスキルを身に付けるのも、今後必須な気がします。
また、ウェブ上の資産を増やすことも非常に大事だと思います。
ウェブの話はまた別の機会にしますが、やってみると面白いですよ。
年商1000万は、必ず達成できる数字なので、
その目標に向けた正しい働き方(ビジネスモデルを組み立てる)を行うことで実現できると思います。